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とんかつ通信(不定期刊行物) 第24号

編集・発行すずや店主(軽薄?敬白?)

<はじめに>

皆様こんにちは。本日も数ある飲食店の中から、私ども「すずや」をお選びくださり
本当にありがとうございます。心から厚く御礼申し上げます。

 今後もご来店戴いた全てのお客様にご満足いただける事を目標に頑張ってまいりたいと思います。ご要望などをお気軽にお聞かせ下さいませ。どうぞよろしくお願いいたします。

 久しぶりに当"通信"を復活させて戴く事になりました。重ねてよろしくお願いします。


<最近考えること>
〜・・・「風化」・・・・ 忘れたいこと 忘れてはいけないこと〜

第66回目の終戦記念日、朝のNHKニュースは「お盆のUターウンラッシュがピークに」から始まりました。
 次こそ「・・終戦記念日」だろうと思うと予想は外れ、二番目のニュースは「今日も全国で猛暑が続く」でした。

 戦争を知らない私達にとっては「第二次大戦」は明らかに風化しつつあります。
 しかしテレビでインタビューを受ける"当事者"の方々にとっては戦争は一生終わることがありません。
 同様にこの度の東日本大震災、被災を受けられた全ての方々は一生忘れられることは無いでしょう。人の痛み、悲しみを同じに解かる人間になりたいと思います。

 とても難しいことですが目指していきたいと思います。

<これからの飲食業界>
〜求められる役割は何だろう? ・・・震災で何が変わったのか・・・〜

今回の震災で(特に関東以北)大げさに言えば「価値観が変わった」「生き方が変わった」というお話を良く伺うことがあります。
 「本当に必要なものがわかった」「無くても平気ではないか」といった普段の生活の見直し、に関することが多いように思いますが、我々飲食業界においてもお客様心理の変化を痛切に感じずにはおれません。

 結論から言うと「益々二極化している(支持される店と、行かない店がハッキリしてきた)」と思います。それは業種や価格帯に関係なくお客様が明確な意図、目的をもってお店を(場合によっては外食か内食かまで)"選んでいる"ということであると思います。
 時間を、お金を節約したい。ゆっくりと二人で食事を楽しみたい。美味しいとんかつが食べたい。美味しいワインが飲みたい。目的はそれぞれ多様でもハッキリとしています。

 「この店は空いているから入ろう」

はもはや期待出来ません(笑)お客様のどの目的に合致しているかが勝負です。頑張らねば!

<食の潮流>
〜"何が何でもサラダバー付き" ある老舗和牛専門店にもついに屈服!〜

デフレ、不況、市場縮小、なんと言われようが顧客の支持を取り付ければ急速に成長する。
 ロードサイドのハイエナと呼ばれ次々と潰れたファミレス物件にそのまま出店し急成長を遂げる "ステーキハンバーグ&サラダバーけん" 創業5年でフランチャイズ店含め全国200店余となりました。
 その成長の原動力となったのが"全品サラダ・ライス・カレー・スープ食べ放題バー付"(他に+200円でドリンクバー更に+200円でアイスクリームバーも可)

 善し悪し論議は後にして、そんな繁盛ぶりを見せ付けられた同業店ではなりふり構わず真似する、真似する。すずや支店のある越谷レイクタウン内でも雨後の筍のごとく続々登場!

 

<とんかつやが選んだとんかつや>〜蒲田 とんかつ「丸一」〜

極上ロースを是非"塩"で食べてみて欲しい。
 ラードで揚げた衣の香ばしさ、肉のジューシーさ、ご飯・漬物・味噌汁も完璧。美味しいとんかつとは何か再確認できる店。

*「丸一」 東京都大田区蒲田5-28-12 電話03-3739-0156 日・祝・月休み

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第24号 –完–
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